若い頃のいろいろな失敗。苦労は買ってでもせよ?バカな!

何をもって失敗なのか。

難しく深遠なテーマですよね~

失敗をいやがってチャレンジしない人もいれば喜んで失敗する人もいるし。

チャレンジしない人はそういう人生を選んでいるわけですし、どんどん失敗する人はそういう人生を選んでいる。

どっちでもいいんじゃないですかね。

ひとそれぞれなんで、自分中心に他人をジャッジするのはある意味楽しいとは思いますが、暇な人がやることじゃないですかね・・・わかりませんが。

苦労は買ってはいけない

「苦労は買ってでもせよ。」なんて昔から言いますが、買ってはいけないでしょう。

お金がもったいない(笑)。

人生楽しく豊かにするためにお金は使いたいですからね。

冗談はさておき、「苦労は買ってでもせよ。」の本当の意味は、「進んで苦労や努力すればいいことあるよ。」という先人からのヒントですね。

便意をさんざん我慢した後に味わうスペシャルな開放感のように、苦労や努力で自分を追い詰めた後には「快楽が待ってるよ。」と親切にも教えてくれているわけです。

いやぁ~先人はなかなかエロい。

不幸があるから幸せもあるわけで。

「苦労は買ってでもせよ」というのは、そういった「二元論を楽しもう。」という意味に、個人的には解釈しています。

失敗はオイシイぞ~

いい年になったオッサンではありますが、昨年は大失敗をしちゃったんですよね~

本業の通販(Shopify)とか関係なく完全プライベート。

この場で、とても書けるような話ではないんで省略しますが(はい。その通り。女性関係ですw)、その失敗を人に話すと、めちゃくちゃ喜んでくれるし盛り上がるんですよ。

まさに人の不幸はオイシイ蜜の味です。

人は常に「人の不幸」を渇望していますから、失敗することでその需要に応えられるというのは、EC事業者(Shopifyで絶賛販売中!)としても、とっても幸せなことだと思います。

なので、失敗は、個人的にはウェルカムです。

もちろん、失敗した瞬間から、その傷の大きさによってダメージが癒やされるまで、数日から数ヶ月要すこともあります。

去年のプライベートでの「やらかし」は3ヶ月ぐらいはくよくよしてました。orz

その失敗の原因は、「経験不足」によるものだったので、その不足をその失敗で埋めることによって同じ過ちは犯さなくて済むようになります。

ただ、やはり年齢を重ねると失敗も減ってくるのが、正直面白くないですね。

話のネタができないので・・・

失敗やトラブルの多い人生

何かとトラブルが多い女性の知人(関東在住)がいます。

「安定した仕事の男性と結婚して子供にも恵まれて夢のマイホームも手にした。」

でも、子供があるときから荒れだしたり、そのタイミングでケガや病気をしたり。

また、身内系のトラブルに巻き込まれて踏んだり蹴ったり。

あまりに不幸や苦労が続くので、「女性あるある」で占いに行ったそうです。

すると占い師に「あなたは後10年苦労する。」と言われたそうです。

チーン。

いやぁ~、そういう話を楽しんでしまうのは不謹慎かもしれませんが、いろんな人生選んでる人がいるんだなぁ~って思いますね。

「自分では意識していないけど無意識でそういう人生を選んでいる。」と言われたら、「なーんだ。自分でそれを選んでるじゃないか。何を不幸自慢しているのか。」なんて思っちゃいます。

自分を知るための失敗

自分のことって意外にわからないものです。

「このレベルはできる。」と思っていても、実際やってみるとできなかった経験ないですか?

今でこそメルマガやステップメールなど、メール系のサービスはたくさんありますが、そういったサービスがあまりなかった頃に、「これは儲かる!メールサービスを始めよう!」と思ったことがありました。

そして実行に移します。

具体的には、専用サーバー(コンピューターの親玉)を買って稼働させようとしました。

が、フタを開けてみると、難しすぎる・・・

手に負えない・・・

無理・・・

と、あっさりあきらめました。

プログラミング的な専門知識が相当量要求されることに、その時初めて気づいたわけです。

その失敗を通じて、「自分はプログラマーでもエンジニアでもないし、なるつもりもない。なので、その領域に手を出してもできない。」ということを学びました。

失敗は自分を知るための(失敗と言う名の)単なる経験でもあるのではないでしょうか。

当時、かしこく情報収集をしていれば簡単にわかったものを勢いだけでやって、せいぜい100万程度ですが、ドブに捨ててしましたね。

若い頃に苦労をしないと恥かく

学生の頃通っていた塾の先生が言っていたことで鮮明に覚えている名言。

「タロちゃんよ。オッサンになってから失敗して人から叱られることほど恥ずかしことはないよ。若いうちにできるだけ失敗しといたほうが良いよ。」と。

「確かになぁ~」って思った記憶があります。

個人的な苦労とか失敗とか全然良いんですが、「恥ずかしい思い」ってしたくないですよね。

「恥ずかしい思い。」は周りの目があってこその心情ですから、そんな惨めなことはないんじゃないかって思います。

「20代のバイトばかりの中で1人40代のオッサンが、しかも年下の上司から叱られる。」という構図とか。

悲劇でしかないですね。

失敗で知識不足を知る

頭のいい人は、いっぱい本を読んで知識武装します。

でも、普段あまり本を読まない人は、知識がないんです。

だから、失敗して初めて知識を習得するんですよね。

個人的な失敗談としては、仕入れ(バイヤー)をしていたときのことです。

メーカーから数千万円単位の高額な仕入れをすることになったとき、担当者に「これだけ仕入れするんだから、ちょっとくらい勉強してよ(割引してよ。)」って言ったんですね。

答えはNO。

当時、「さんざん買ってやっているのに、何の優遇処置もないんかい!」と憤りを感じていたんですが、今となっては、自分の知識不足が原因というのがはっきりわかります。

というのも、メーカーの担当者はサラリーマンであって、仕入れの掛け率(仕入れ価格)をいじれる裁量を持っていなくて、ただ、ロボットのように上からの命令に忠実に働いているだけだったんです。

なので、いくら仕入れようが、答えはNO。

もし、「掛け率を下げる交渉は、裁量のなさそうなサラリーマン担当者ではなく、まずは本部などの裁量のあるような人にコンタクトをとるべし。」ということを知っていたら、数百万円の利益はプラスになっていただろうなぁ~なんて思います。

まあ、今となっては良い思い出ですが。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。