主婦でも自宅開業なら家賃はしっかり経費にしないと損

主婦家賃経費

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家賃は一部経費にできる

賃貸マンションや賃貸戸建など「家賃」を払っている自宅で、その一部屋や一部を仕事場として使っている場合、家賃の一部を経費にすることができます。

例えば、家賃10万円の3LDKの一番狭い部屋を仕事場にしている場合、4分の1の25,000円を経費とします。割合は自由です。これを按分【あんぶん】と言います。

でも、「一番広いリビングを仕事場として使っているので、半分の5万円を経費にする。」というのはやり過ぎです。

ただし、本当に半分以上のスペースを仕事場にしているのなら、どうどうと経費にあげちゃってOKです。一般的な、目安の割合は30%くらいまでと言われています。

家賃10万円の場合は3万円、駐車場も借りていて、仕事に車を利用しているならそれも一部経費にできます。

これは家賃を払っている場合なので、ローンで一戸建てやマンションを買ってローンを返済している場合は、返済金は経費にはならないのでご注意ください。

借りたお金を返しても、そのお金は経費になりません。

また、確定申告時に家賃の払い先情報を書きますが、マンションの管理会社やオーナーから何か言ってくることは、まずないと考えて良いです。

儲けない選択!?

話はそれますが、自宅でハンドメイドの商品を作ってネット販売している知り合いの主婦は「扶養控除内」というのを気にして、注文を断ったり、変に安く販売して利益を出さないようにしています。(結果、何か月もの予約待ち)

利益が103万円を超えないように調整しているわけです。

どんどん儲けたい人からすると、この儲けないようにするスタイルは理解しがたいものがありますが、彼女はあまり儲けるという欲がないのでしょう。

例え、103万円以上の利益が出たとしても、その金額くらいなら、「いくらでも扶養控除から外れたりしないようにできるのに。」と思ったりします。

細かい計算は端折りますが、売上350万くらいまでなら楽勝で扶養控除内にできますね。ハンドメイドで年商350万はなかなかのレベルですよね。

ま、特別仲が良いわけじゃないんで、それ以上首を突っ込んでも余計なお世話になるので、やめておきましたが。

自宅開業が基本!

いずれにせよ、家賃を払っている自宅で開業するのは、仕事のスタートアップとしても非常にやりやすいですし、税金面でも非常にお得になるのでおすすめです。

可能ならまずは自宅からですね。ただし、「お惣菜など手作り料理を作って販売したい。」とかいう場合は、家庭用のキッチンの利用は禁止ですので、これはまた話が別になります。

お教室を始める場合は、自宅でも良いかもしれませんが、ご近所にバレると管理組合に通報?密告?されて、面倒なことになる可能性がありますね・・・(他人のことなんて放っておけばよいのに、世の中にはヒマな人がたくさんいますからね。)

逆にリアルなスペースのいらないネットショップ開業や、ブロガー、ユーチューバーなんかは、ご近所にバレることはないので自宅がベストですね。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。