集客アップ成功事例4つ。マニアックなので読む価値なし。

集客アップ成功事例

どこの怪しいセミナーにひっかかたのか知らないが、最近は20代前半の若い子でも「集客アップ!」などと叫んでいる今日このごろ。

若いんだから、「ビジネスがどうの。」とか言わずに、「しっかり遊びなさい。」と言いたいですけどね。

遊びは起業の筋力になりますから。

さて、ビジネスをする上で「集客」は、たしかに必要なことですが、それを「ひたすらお客さんを集める。」ということにフォーカスするのは間違い。

集客前に考えることは1つだけ

まずは、どんなお客さんに来てほしいのか。

ターゲットとかペルソナとか言いますよね。

ターゲットがどこにいるのかをまず探す。

いるところがわかったなら、そのターゲットにリーチできる「適切な」広告手段を選ぶ。

ショップサーブの通販システムを使ってEC事業(ネットショップ)をやっていますが、ターゲット年齢層がかなり高いんです。

本来ならリスティング広告を中心にマーケティングを展開したいところですが、そもそもターゲットの年齢層が高いのでネット検索している人が少ない。

そこで使うのが新聞折込チラシ。

コストはかかりますが、リスティング広告やブログなどよりも、はるかに高いリーチ率になります。

最近は老若男女の使っているLINE広告もはじめました。

まだ成果はでていませんが。

その1 抱き合わせ広告

抱き合わせ販売という言葉はありますが、抱合せ広告という言葉はないです。

当店の場合、新商品をリリースするとき、いきなり広告を出すのではなく、アクセス数の多い自社ページに新商品の広告を出します。

自社のサイト内のことなので広告とは言えませんが、多くの人が集まるページでテストをする感じです。

そこでクリック率や売れ行きの感覚を掴みます。

もちろん、アクセスの多いページのターゲットと新商品のターゲットがかけ離れていると誰もクリックしません。

幸い、老若男女向けの商品です。

無名の新商品を無料で集客するマニアックな手法です。

芸能界で言う、無名のタレントを有名タレントと抱き合わせて露出させるバーターと同じ手法です。

コバンザメ手法とも言えるかもしれませんね。

コバンザメ

その2 相乗りマーケティング

「相乗りマーケティング」という言葉は10年以上前に一瞬流行ったようなことがありました。

でも、今もひそかに行われているマニアックな集客アップ手法です。

例えば、翔泳社のセミナーに参加します。

名前や会社名、役職名を登録します。

そしてセミナーに無事参加。

ところが後日、翔泳社ではないいろいろな企業から豪雨のようにダイレクト・メールが届きます。

翔泳社のメルマガ登録の規約に「個人情報は関連する会社などと共有する場合があります。」といった一文が書かれています。

つまり、翔泳社が取得した企業情報を他の企業で使いまわしするのです。

一見、個人情報を第三者に公開しているようで「違法なのか?」って思っちゃいますが、そもそも規約に「そーいうことやりまっせ。」と書いているので合法なんですね。

ECサイトの場合は、例えば、別業種で顧客ターゲットがかぶるようなパートナー企業を見つけます。

雑貨販売ECサイトと食品販売のECサイトがコラボして、雑貨店は顧客に食品を宣伝し、食品販売店は雑貨の紹介をする。

お互いの規模が近い場合、かつ、しっかり打ち合わせできる場合は、このように無料で集客アップができます。

店舗集客アイデア

ちょっと話はそれますが、上記の相乗りマーケティングって実店舗の飲食店なんかでは当たり前にやっていますよね。

例えば、夜のお店。

しっかり飲んでトイレに行く。

他店のトイレは集客場所

トイレの壁に近隣の別のお店のチラシやショップカードがベタベタと・・・

店主かオーナーかの横のつながりで、そういったチラシやショップカードが張っているのだと思いますが、要はお「客さんの分け合い」「送客のしあいっこ」ですね。

実店舗の集客アップアイデアとしては、ふつーですね。

その3 無料レポート

無料レポート

無料ほど強いものはないです。

ちょっと高額な商品(買回り品)になると消費者も衝動買いはしません。

しっかり情報を入手して比較検討をします。

そんなときにウェブサイトだけで情報を提供して終わるのはもったいない。

無料レポートをダウンロードしてもらうことで、じっくり読んでもらえる確率があがります。

無料レポートとは言いますが、無料のパンフレットや無料のカタログでも構いません。

ターゲットによっては印刷物のほうが効果があります。

とにかく、見込み客に何かアクションを取ってもらって手元に忍び込むのが目的です。

いきなり売らずに、まずは無料のものを配布しておいて、そこからじわりじわりと売っていく手法を2ステップマーケティングと言います。

ECサイトサービスのショップサーブが無料の紙パンフレットを配布しているように、BtoB(企業間取引)の世界では当たり前ですが、BtoC(対一般消費者)でやっているところは意外に少ないですね。

その4 UGC

UGCとは、ユーザー生成コンテンツ( User Generated Content )のこと。

具体的には、 食べログのレビューであったり、ユーチューブの「歌ってみた。」といったコンテンツであったり。

ユーザーが勝手に商品やサービスのコンテンツを作っている感じです。

お店側が「これがオススメ!」とやるよりも、お客さんが「これ使ってみたけどいい感じ。」といった動画の投稿のほうが確実に説得力がある。

そこで、許可を取ったうえで自社サイトに掲載したり広告に使ったりします。

純粋な集客というワケではありませんが、今の時代、ユーザーは企業の純粋な広告よりも、実際に使った人の声のほうになびく傾向がありますからね。

それを利用して集客アップするという手法です。

もちろん、当店の場合は、この手法はごく一部であって、全体に大きく影響を与えているわけではありませんが、少ないながら確実に集客アップになっているのでマニアックで小規模な成功例と言えるでしょう。

しかも無料ですしね。

以上、細かすぎて伝わらない!?マニアックな集客アップ方法でした。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。