モール退店組(引っ越し)の必須知識。ASPのバリエーション登録方法。

オプション・バリエーション

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クライアントさんのネット・ショップの引っ越しを手伝っていて、気づいたことがあります。それは、サーバー(開業システム)が「高いとか安いとか」、そういった表面的な情報だけで、引越先ASPを決めてしまうと、大変なことになる・・・ということ。

特に、次のようなお店は100%慎重になる必要があります。

(1)商品数が多い(数千点~数万点)
(2)同一商品に対してオプションがある(サイズSMLやカラー等)

例えば、Tシャツ専門店。

「TシャツA」という商品。サイズS、M、Lとサイズ展開があり、さらにカラーの選択(白、黒、グレー)といったパターンは一般的です。

でも、これの引っ越しが実にやっかいなんです。(商品数が数点、などの場合は問題ない。)

何がやっかいか、って言うと、商品一括登録のためのデータを作るところです。

現状使っている引っ越し前の通販システム(楽天等)のデータを、そのまま新しいシステムに登録できれば、引っ越しは簡単なのですが、通販システムそれぞれ独自の登録方法があるわけです。

だから、引越し先の形式に変更(convert)しないと、データ登録ができないという自体に直面してしまいます。

(例)

引越前の形式:(1)品番、(2)品名、(3)価格、(4)カテゴリー・・・
引越先の形式:(1)品番、(2)カテゴリー、(3)品名、(4)価格・・・

このように並び方が違うことがほとんど。並び替えだけなら簡単ですが、「オプション」の部分のデータが、システムそれぞれ固有の仕様なので、そこが一番苦労するところです。そこを理解することなくして、引っ越しは無理です。

さて、では、具体的に行きましょう。

1.ショップサーブ

ショップサーブでは、商品データのとは別に、オプション(Eストアーは「バリエーション」と言う)のある商品だけの特別データを作る必要があります。自社でも使っていますが、「オプションのある商品だけ」作ればよいので、わりと楽です。しかも、自社商品の品番で管理できるので扱いやすいというのがあります。

商品データファイル(csv)
バリエーションファイル(csv)

商品が1万点でも、バリエーション付きの商品が3000点なら、バリエーションファイルは3000点分だけ作るだけで済む。

2.カラーミー

カラー・ミーショップ・プロもオプションは別ファイルで管理するようになっています。仕様的にはショップサーブと同等です。ただし、面自社管理の品番ではなく、カラーミーに登録したときに、自動的に割り振られるIDを使ってオプションファイルを作らないといけないです。そこが面倒と感じるかもしれません。

3.イージーマイショップ

安くて高機能なeasy my shop(イージーマイショップ)ですが、オプション(同社システムでは「オーダーメード」)については、東大京大レベルの難関??が待ち受けています。

多くの通販システムでは、商品データやオプションもCSVファイルで管理できるのですが、同社の場合は、なんとJSONという特殊なファイルで作成したり管理しないといけない仕様になっています。

JSON形式を取り扱うためには、また別でエディターを使わないといけないので、かなりの上級者向けと言えるでしょう。(個人的には、断念しましたが・・・)

JSONファイルの編集は特殊なソフトを使ったり、ウェブサービスを使ったり↓(まるでプログラミングですな。)
JSONエディタ・オンライン

4.おちゃのこネット

おちゃのこネットが、他のASPと決定的に違うのは、商品データファイル内にオプションデータをすべてを含めてしまう点です。商品用のCSVファイルですが、通常は1商品一行ですが、オプションがある場合は5行、6行と、オプションの数の行を使ってファイルを作ります。

CSVファイル1個で管理できるシンプルさはありがたいと思いますが、ファイル作りが、クライアントさんの場合、自動で作るにはちょっと厳しい感じでした(データベースからの書き出し)。

おちゃのこオプション

5.メイクショップ

今回5つのASPをチェックしたのですが、オプションの使い勝手は、Makeshop(メイクショップ)が際立ちました。「素晴らしい。秀逸!(拍手)」の一言です。

まず、管理画面からオプショングループというのを作ります。Tシャツで言えば「S、M、L」というセットを作るわけです。このオプショングループ名を「SML」とコードを振ります。(実際は、自動的にはコードが振られます。)

次。商品データの中の「オプショングループ」の項目のセルに「SML」と入れるだけで、商品ページにはプルダウンでSMLが選択できるようになるのです。どんな複雑なオプションがあっても、商品データファイル内には、ひとつのコードを入れるだけで済むわけです。

分かる人にはわかる。わからない人にはトコトンわからないほど、使いやすい仕組みです。
メイクショップのオプション登録

数千点、数万点の商品のショップの引っ越しで、オプションの登録で楽をしたいお店はメイクショップは、一度チェックしたほうが良いよ思いますよ。