副業よりも、とっくの昔にプチ起業の時代?

Shopifyで通販をやってい飲食店をやったり、あちこち事業分散しまりながらワケのわからない今日このごろ。

副業ブームは続いていますが、実際のところ稼げてますでしょうか?

というか、副業そのものを始めてますか?

「副業やる!」と言いながら何年も経っている「やるやる詐欺」とかになってませんか?

いずれにせよ、あなたが副業を始めようが、やるやる詐欺だろうが、世の中は変わらないんで、別にどうこう言うつもりはないんですけどね。

さて、今回は、副業よりもプチ起業というお話。

プチ起業ってなんだ?

明確な定義はないっぽいですが、要するに「小さなビジネスを自分で創る」的な意味合いだと思います。

副業と言えば、アフィリエイトとか動画編集とか、いろいろありますが、そういったポピュラーで、しかも、売り上げられるかどうかもわからないネタではなく、最初から売り上げを想定してやるビジネスって感じですかね。

その辺の言い方は難しいですけど。

例えば、「自分は英会話が得意。」

そんなとき、「youtubeなんかで英語レッスン」なんて考えがちですが、そんなこと今さら始めたところで、バイリンガールとかHAPA英会話とかの巨塔には到底かてません。

それどころか1円にもならない可能性が高い。

そんんところ、オンラインではなく、自宅教室とかで英会話学校をやるわけです。

需用ありますからね。

ユーチューブの英語レッスン系系動画を見て英語がしゃべれるようになったら、すでに日本人全員英語ペラペラですよ。

でも、実際はそうじゃない。

そこに気づいている人は、「やはりリアルのレッスンを受けに行こう。」と思うわけですね。

リアルの英会話学校なんかに行ったことがある人はわかると思いますが、声を出してしゃべる練習するし外国人慣れもするから、スムーズに喋れるようになるんですよね。

ちょっと話はそれましたが、何でもネット的な時代ですが、リアルのビジネスは「がら空き」という人は、わりとプチ起業を始めていますね。

料理教室のプチ起業

料理教室なんて昔からありますが、これも、生徒さんは「今でも」集まるんです。

「ユーチューブ動画見れば料理なんてできるじゃん。」って思う人は、そっち系(できる系)の人で、そうじゃない系人(対面で教えてもらってやっとできる人系)を、しっかり取り込んでがっつりビジネスをしているんです。

講師本人がITが苦手というのもあるのかもしれませんが、地域密着型で料理教室をやって、しっかり副業として稼いでいる人もいます。

女性が多いですが、おそらく、本人たちは「プチ起業をやっている。」という認識はないと思われます。

今は、逆に、リアル市場ががら空き(ブルーオーシャン)になった今こそ、対面型リアルべースのプチ起業のほうが、すぐに稼げる可能性が高いと思いますよ。

もちろん、年商1億とかそういうレベルではなくて、「個人の副業としてちょっと稼げる」くらいのレベルです。

貸しスタジオのプチ起業

スタジオなんか、そういった業界はよくわからないですが、貸しスタジオという副業をやっている人がいます。

これもリアルです。

実際に場所を時間貸しするビジネスです。

場所を貸すだけなので、自分が働く時間はほとんどないのが最大の特徴でしょう。

本人は、仕事終わりや休みのときに、掃除にいったり消耗品を追加する程度です。

それで月に5万~12万円ほどの副収入になっていると言います。

「掃除や消耗品の交換」といった身体を使う作業こそ発生しますが、「決められた時間働け」という労働とはちょっと違いますよね。

なのでストレスも全然ないそうです。

たまに、スタジオで飲食して汚す人がいるくらいで、もはや「チャリンリャリンビジネスだわ。」と言っています。

立ち上げのときこそ、多少お金がかかったり、あっちこっち動き回る必要はありますが、完全にプチ起業のジャンルに入るかと思います。

ビミョーな横取りプチ起業

これはちょっと参考にはならないかもしれません・・・

フェイク入れますが、掃除代行のA社で働く辰川さん(仮名)。

A社の顧客先のB社と直接交渉して、A社と通さず仕事をもらって副業に代えているんです。

A社とB社の契約は1回の掃除は5万円という契約ですが、辰川さんに直接頼めば2万円で済むわけです。

B社としては、大幅な経費削減ですし、掃除のクオリティーもA社のままです。

B社と辰川さんはウィンウィンの関係です。

若干ルール違反感は否めませんが、その事実を知って困るのはA社くらいで、他に困る人はいないんで、いまのところ安定的に仕事をもらってこなしている状況です。

このような事例は、いろんな業界で行われていますが、悪く言うと「横取りプチ起業」という感じでしょうかね。

A社を通したとしても、辰川さんの給料は変わりませんし、A社がピンハネするような構図になるわけですから。

もっとも、あまり嬉しくない情報としては辰川さんの副業をする理由です。

飲むのが好きで、夜な夜な飲みに行くんですが、「小遣いでは足りないので副業をやっている。」という理由です。

まあ、結局副業は追加収入が欲しいわけですが、その理由がどうあれ、あまり関係ないですけどね。

名前が付けられないプチ起業

もしかすると、意外に周りにいそうなタイプかもしれません。

仮に、芝山さんとしましょう。

どこかにお勤めであることは間違いないんですが、フレックスかホワイト企業かよくわからないですが、勤務外の行動が多い印象です。

そして、特徴としてはモノ知りで、どういうわけか人脈も広い。

よくわからないけど、そういう人っていませんかね。

本業はIT系ぽいけど、何の職種かよくわからない。

本業のことはわからないけど、「ホームページが作りたい。」と言えば、「できますよ。」と言って手配してくれたり、「補助金の申請を考えている。」とか言えば、「おまかせください。」と言う。

もはや、何が本業かわからないけど、なんか稼いでるっぽい。

で、実際、節税のためか自分の会社まで立ち上げているという始末。(「始末」は違うか。)

このように、人脈コンサルタントまでいかないまでも、自分のネットワークをお金に変えている人も多いと思います。

「知り合いだから無料で。」なんて、そんな親切なことは一切することなくキッチリ料金を提示して、しっかり請求します。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。