パートやアルバイトが時給を上げる方法や交渉

時給上げる方法と交渉

あくまで中小企業の社長としての個人的なポジショントークです(^^)。

社員さんや、アルバイトやパートさんの顔も名前もすべて覚えていますし、全員と日常的にコミュニケーションをとっています。

時給に関しては明確なルールがある企業もあれば、「能力により」といった漠然とした言葉しかない企業まであります。

当社の場合は、後者で「能力」です。

じゃ、「能力って何なの?」って話ですが、それが一言では言えないんですよね。

大手企業も苦労する評価システム

実は、大手企業でも評価システムは苦労しているケースが多いです。

「長く勤めていれば時給が上がる」なんて安易な評価制度をとっていると、、、

勤務期間が長いだけで仕事ができない人が時給1,300円、経験豊富な新人が時給900円。

こんなおかしな現象が起きてしまいます。

そうなると経験豊富な新人はクソのような先輩の下で働くことになるので当然長くは続きませんよね。

仕事できないパイセン

かといって、「能力をどのように判定していくか。」というのも実に難しい。

例えば、仕事の習熟度に始まり、スピードや正確性、丁寧さなど、どうやって数値化するの?って話です。

そんなことをやり始めると、社長は「経営」という本業に時間がさけなくなります。

だから、中小企業(うちの場合)では、雰囲気やノリ的な主観的な判断になってしまうのです。

がんばってもムダ。長期勤めてもムダ。

「こんなに頑張ってるのに時給を上げてくれない。」とか「もう1年以上も勤めているのに時給が上がらない。」とか。

人によっては、「長くいる自分より新人のほうが時給が高い!」なんてケースもあるようです。

さて、多くのパート・アルバイトさんは、「がんばり」や「長期勤務」などが評価対象になると思っていることも多いと思います。

もちろん、上司がいて「あなたの「がんばり」を見て、それを人事に報告して時給を上げる」ことがルール化されている企業は別です。

長期勤務は数字で残りますが、「1年勤務ごとに時給50円アップ」など規定されていれば、それもわかりやすいですね。

でも、実際はそんな話はなかなかないと思います。

能力により」でしょう。

「がんばっている。」は能力か?

ちょっと違いますよね。

仕事ができない人でも、本人なりに頑張っていれば、それは「がんばり」ですから。

となると、みんな「がんばっている」と主張すれば時給アップの対象になるわけです。

だから、いくら頑張ってもムダで時給はあがらないということになります。

絶対に「言ってはいけない」最悪ワード

あなたの目の前に、薄毛をめちゃくちゃ気にしている社長がいたとしましょう。

髪の毛のことに触れられるのを恐れているのが丸わかり。

「絶対触れないでくれ。」みたいなオーラが出ています。

そんなとき「ハゲってダサいよね~。」て聞こえるように言うでしょうか。

わざと言う人もいると思いますが、コミュニケーション力のある人は他人の気にしていることは言いません。

言ってしまうと、その人を傷つけるしその人から嫌われます。

嫌われる。」これが時給を左右するポイントになります。

つまり、社長の場合、普段何を気にしていると思いますか?

もちろん、個人的に薄毛を気にしていることもあるかも知れません。

でも、社長として一番気にしているのは「売上げ」と「経費」です。「売上は上げたいし、経費は減らしたい。」経営者なら誰でも、つねに考えています。

そこへ「時給を上げて欲しい。」などと言うのは、「経費を増やして欲しい。」というのと同じことになります。つまり、会社が損をすることを提案しているわけです。

時給アップはあなたにとっては嬉しいことですが、会社にとっては、極端な話、損害なのです。

だから、「時給を上げて欲しい。」などと、安易に言っては、地雷を踏むことになるので注意しましょう。

上司の前だけ「仕事してます」アピールは正しかった!?

部下には、きつくあたって嫌われるのに上司にはヘコヘコするやつ。

そんな人、職場にいませんか?あるいは、以前の職場にいたかも知れませんね。

彼らの「仕事してます」アピールや「へこへこ」は、上司に好かれるためのテクニックです。

上司に好かれると、時給アップや給与アップもお願いしやすくなるからです。

ここでひとつキーワード「好かれる

結論から言うと、上司や社長に好かれると時給アップしやすくなります。あるいは、してもらいやすくなります。

交渉するにしても、前提として「好かれている」「良好な関係」があったほうが、断然有利です。

好かれるためにはどうするか。

それは「社長(経営者)を喜ばせる。」に限ります。

社長を喜ばせる方法

ハゲ社長
よっ!ハゲ社長!

先にも書きましたが、社長の頭の中は「売上アップ」と「経費削減」が大きな割合を占めています。

パートやアルバイトの時給をどうこうするなんて、ほとんど考えていません。

ですから、売上アップのための提案、売上アップのための働き、経費削減のアイデアなど、社長が気にしていてることを、言ってくれたり、やってくれたりすると喜ぶわけです。

それができる人が、ある意味能力のある人です。

「売上アップのための提案」は、何でも良いんです。

「こうするとお客さんって増えませんか?」とか「こういったサービスをすればお客さんが喜びませんか?」など。

社長が常に考えているようなことを考えてあげて、意見として言ってあげればよいのです。

それを実行するかどうかは社長が決めますが、「そういうことを普段考えている・視点を持っている」というのが大きな評価につながります。

「仕事をこなすだけで精一杯」このような状態は、時給アップはまだ先の話なので、与えられた仕事は完全にこなすのが先ですが。

経費についても、例えば、お店などで「今日は暇そうだから、時給がもったいない(会社にとって)ので、シフト20時までだけど帰ってもいいですか?(結果18時で帰る。)」みたいな提案です。

パートやアルバイトにしてみれば2時間分の時給を損をしてアンハッピーです。

でも、社長としては2時間分の経費が削減できてハッピー。

これは、普段から社長が気にしている経費の削減に貢献したことになります。

「バイトの人件費減らせてよかった。」と思うだけの社長は三流ですが、「いや~経営わかってるね。」と思う社長なら必ず評価してくれます。

そこはバカ社長か、ちゃんと見てくれて評価してくれる社長かは、自分で見極めないといけませんが・・・

友人の話などを聞いていると、「うちの社長はバカだから・・・」と聞くことが多いので、ちゃんと評価してくれる社長は少数派なのかも知れません。

バイトでも属人化すれば最強

属人化は「ぞくじんか」って読みます。

わかりやすく言うと、「その人がいないと会社が困る」状態です。

その人が突然会社を辞めると業務がストップしてしまう。あるいは、売上が極端に落ちてしまう。

そんなポジションを目指せば、時給アップや給与アップは、やりやすくなります。

以前知り合ったサラリーマン。コンピューターが得意でIT化が遅れている勤務先の企業の在庫管理システムを一人で組んで自ら担当になりました。

これは、先にも上げた、社長が喜ぶ「経費削減」の行為です。

企業システムを外部に依頼すれば、数百万円や数千万円という膨大な費用がかかりますが、得意な彼が、最低限の費用で作り上げたわけです。

そうなると、システムも彼もいなくなると会社の業務はストップしてしまいます。

彼が、その「カード(切り札)」をもって給与アップの交渉をしたかどうかは聞いていませんが、「オレが辞めた後は、システムがストップするように設計しているんだ。ガハハハハァ~(^O^)」と笑っていたのを思い出します。

このように「会社にとってはなくてはならない人」になれば、自然と時給アップはしやすくなります。

もちろん、そこを評価するのは会社や経営者ですが。

今は、「その人がいないと困る」状態があると、いざというときに困るので「標準化」をすすめる企業が多いです。

つまり、「誰が辞めようが、代わりはいくらでもいる。」状態です。

時給を上げる交渉

繰り返しになりますが、「時給が上がる」=「会社にダメージ」です。

アルバイトのハッピーは会社のアンハッピーという図式になっています。

でも、時給アップ制度があり、上司や社長との関係性がうまく作れていれば、交渉はうまくいく可能性が高いです。

関係性が大事
関係性が交渉の決め手!?

関係性とは、「こちらの言いたいことが言えて、それをちゃんと聞いてくれる状態」にあるということです。

社長と従業員。先輩と後輩。

このような上下関係の観念にとらわれてしまう人は、言いたいことも言えない傾向がありますよね。

体育会系の会社なら話は別ですが、最近は、どこの組織もフラットになってきているので、年齢や役職の先入観にとらわれず、いろんな話をしてみてはいかがでしょうか。

あなたの人生の成長戦略にもなると思いますよ(^^)。post_695